【Taiga Takahashi 】2021AW 




【Taiga Takahashi 】
ニューヨーク拠点のブランドTaiga Takahashiが2021年秋冬からユニセックスブランドとして再出発する。

デザイナーの高橋大雅は1995年生まれ。 神戸で育ち、2010年に渡英しロンドン国際芸術学校に、2013年にセントラル・セント・マーチンズのBAウィメンズウェア学科に進学。 在学中にフィービー・ファイロ率いる「CELINE(セリーヌ)」や「HAIDER ACKERMANN(ハイダーアッカーマン)」で経験を積み、2017年に同校卒業後、自分の名を冠したウィメンズブランド「Taiga Takahashi」をニューヨークで立ち上げた。

ユニセックスブランドへと転換した背景にあったのは、コロナ渦をきっかけとした自身の気持ちの変化。男性デザイナーとして、目に見えない女性像を想像して服作りをするよりも、自分が着たい服を提案していくことを決めた。

高橋自身、服の歴史への造詣が深くヴィンテージの服を数千着保有するほどのコレクター。
「これほど素晴らしい服がすでに存在する中で全く新しいものを生み出す必要はあるのだろうか」という疑問からこれまでに作られてきた服の数々に目を向けた。 新生「Taiga Takahashi」のデビューとなる2021秋冬は「時間を感じる服」がテーマ。
1910〜50年代のアメリカンヴィンテージを中心に、昔はどのように服が作られていたかという考古学的な視点で、日本の伝統技術や天然素材を使い、現代で追体験を試みたコレクション。